「空気人形」予告篇
映画「空気人形」のサウンドトラックを聴いています。
ぼくはもともと原作の「ゴーダ哲学堂 空気人形」が好きで、台詞も覚えるぐらいに読み返していました。それが大好きなベ・ドゥナ主演で映画化されたんですが、一度見たらあまりに切なくて胸をかきむしられるような映画だったので、実は1回しか観ていません。DVD も持っているんだけれどね。
みんながみんな、こころに満ち足りないものを抱えながらそれでも毎日を生きている。その姿が悲しく美しくて、ぼくはこの映画を愛しています。筋書きを言葉で書いてしまうとナンセンスで陰惨な物語です。だから好き嫌いが別れることは必至だろうけれど、気にかかる人にはずっと残り続ける映画だと思います。
world's end girlfriend 「水の線路/生命は(吉野弘)」
劇中に老人の国語教員が吉野弘の「生命は」という詩を読むシーンがあるのだけれど、サウンドトラックでは world's end girlfriend の曲にのせてベ・ドゥナがそれを朗読するトラックが入っています。この詩が素敵でね。人にとっての他者とはどういう存在なのかを教えてくれます。
ここだけの秘密ですが、ぼくの手帳にはこの詩が書き写してあります。
最近、人に助けられることがたくさんありました。とても感謝しています。
ぼくも「だれかのための虻」であればと思っています。
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